こんにちは、ライダー兼スタッフのヒデオです。
今回はライダーページでも紹介されているバイクチェックから、各パーツを選んだ理由や特徴など、詳しく紹介してみたいと思います。
第二弾はトリックやコントロール感にも重要なハンドルバー編です。
Subrosa Simo Bar
前回のフレームと同じくSimone Barracoのシグネチャーバーである”Simo” Barです。
以下がこのSimo Barのスペック。
– 100% post weld Deathproof Heat Treatment
– 13 butted 4130 chromoly
– 28″ wide(8.8″), 29″ wide(9.3″) / 10° back sweep / 3° up sweep
– Sizes: 8.8″, 9.3″
– Weight: 814g (8.8″)
– Colors: Black, Chrome, sage green
近頃は以前(何年も前?)と比べハンドルバーのサイズもどんどん大きくなり、9″ライズや、さらには10″ライズのハンドルバーなんかも主流になってきたイメージです。
このバーを選んだ理由としては、Simoラインでフレームと合わせたかったことがまず1つ。
そして組み替えたあとにフレームカラーとハンドルバーのカラーを合わせたかったことがもう1つ。
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スペック的なところでいうと、ハンドルバーの定番スペックのひとつであるアップスイープ1°というのが個人的に苦手で、Simo Barにしているという点もあります。Simo Barのアップスイープは3°で、少しの差のように思えますが、握り心地(の角度)がしっくりきます。個人差はあるかと思いますが、アップスイープが少しある方が、しっかり握れて操作感もダイレクトなイメージです。
そしてライズは8.8″と9.3″がありますが、9.3″にした理由は、僕にとって8.8″に比べて9.3″の方が乗り慣れていたポジションだったから、というシンプルな理由です。8.8″の方がバランスやシルエットが好きだと思っていたのですが、ここ何年かは9インチオーバーのバーを使用していたため、8.8″ではすこし物足りない感がしてしまいました。
このSimo Barは8.8″だとワイドは28″ですが、9.3″になるとワイドが29″になるためかなり大きく感じます。僕はバーはカットしないで使用したいので(結局握る位置はけっこう内側なんですが、、、)悩みましたが、Simo Frameの相性もよく、21.15″のTTサイズと合わせているためか、バースピンもすんなりできました。高さがあるためフロントの上がりが軽く、乗りやすいバイクに仕上がりました。ライズがあるため、上の動画のようにスミスからマニュアルにも入りやすいです。
Simoフレームとセットアップで使うのはもちろんのこと、クロスバーの位置や長さも良く単体でもかっこいいハンドルバーです。
フラットな握りのバーを使っている人にも是非一度ためしてほしい1本。
次回、フォーク編に続く…