こんにちは、ライダー兼スタッフのヒデオです。
今回はライダーページでも紹介されているバイクチェックから、各パーツを選んだ理由や特徴など、詳しく紹介してみたいと思います。
第一弾はBMXの軸となるフレーム編です。
Subrosa Simo Frame
Simone Barracoのシグネチャーフレームである”Simo” Frameです。
以下がこのSimo Frameのスペック。
– Top Tube: 20.6″, 20.8″, 21.15″
– Headtube Angle: 75° / 115mm
– Seattube Angle: 71°
– Seattube Height: 9″
– BB Height: 11.5″
– Chainstay: 13.5″
最近のフレームの中では全体的に大きく、コンパクトさはないジオメトリーとなっています。
このフレームを選んだ理由としては、当然かもしれませんがこのスペックの好みが一番の理由となります。
まずはトップチューブ。
僕のフレームを選ぶ基準にトップチューブが21″というのがあります。
これは今まで乗ってきたいろいろなフレームの中で一番合うサイズが21″だからです。
身長によってフレームサイズを選ぶのは当たり前ですが、僕の身長でも20.5″や20.75″に乗っている方もたくさんいます。
ですが、自分の乗り方の中で懐に余裕のあるセッティングを心がけているため、僕にとっては21″は必要な長さだと考えています。
しかしSimoneのシグネチャーフレームは21.15″というさらに0.15″長いトップチューブとなっています。
ここがポイントで、微々たる差ではありますが、21″にない絶妙なストローク感が使え、ポジション的にもかなり乗りやすくなっています。
また、個人的にハンドルバーをカットして使用したくないため、バースピンもしやすいです。
次にチェーンステー。
最短で13.5″というのは少々長く感じるかもしれませんが、その分、安定感の良さを感じます。
今まで乗ってきたフレームの影響もありますが、マニュアルから溜めて跳ぶような動きがしやすかったり、捲れづらかったりという利点があります。もう少しチェーンステーが短い方がクイックで様々な動きはしやすくなりますが、このフレームの方がひとつひとつの動きが比較的はっきりしているイメージで自分に合っています。
もう1つこのフレームのジオメトリーで好きなポイントが、シートチューブハイトが9″あること。
これは純粋にフレームの菱形が大きい方が好きだから、というところです。
そしてフレームカラー。
このSimo FrameのSage Greenがかなり好みにドンピシャだったので迷わずこれにしようと思いました。
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コンパクトなジオメトリーが多い今どきのフレームのなかではややゆったり目に乗れるSimo Frame。
見た目のバランスやデカールもかっこよく、大満足の一本です。
次回、ハンドルバー編に続く…