こんにちは!JykK Japanです。
BMXを手にして、最初に誰もが憧れ、そして最初にぶつかる大きな壁。 それが、すべてのトリックの基礎となる「バニーホップ」です。
このジャンプが出来るようになれば、ちょっとした段差が最高の遊び道具に変わり、ライディングの世界が一気に、無限に広がります。
「でも、どうやって練習すればいいの?」
そんな皆さんのために、今回はJykK Japanのチームライダーであり、日本のBMXシーンを牽引するDaichiとToshioの、二人のプロの力を借りて、バニーホップをマスターするための完全ガイドをお届けします。
この記事を読み終える頃には、あなたの「できない」は、きっと「できるかも!」に変わっているはずです。
STEP 1:バニーホップは「2つの動き」の合体技だと知る
まず一番大事なこと。バニーホップは、ただ気合で「ピョン!」と飛ぶジャンプではありません。
- フロントアップ(前輪を上げる動き)
- 後ろタイヤの引きつけ(後輪を上げる動き)
この、全く異なる2つの動きを、正しい順番で、滑らかに繋げることで、初めて高く、美しいバニーホップが完成します。 多くの初心者は、この2つを同時にやろうとして失敗してしまうのです。
急がば回れ。まずは、この2つの動きを別々に、完璧にマスターすることから始めましょう。
STEP 2:Daichiに学ぶ、すべての基本「フロントアップ」
最初のステップは、フロントアップ。いわゆる「フロント上げ」です。 腕の力だけで無理やり上げるのではなく、全身を使った**「体重移動」**で上げることが、高く、安定したフロントアップの鍵になります。
言葉で説明するより、プロの動きを見るのが一番です。 我らがJykK Japanチームライダー、Daichiによる、基本のキを解説したこちらの動画をご覧ください。
Daichiの動画のポイント
- 腕は伸ばしたまま、ハンドルをお腹に引きつけるように。
- お尻を後ろに突き出すような、大きな体重移動を意識する。
まずは、この動きを徹底的に反復練習しましょう。これができなければ、バニーホップは始まりません。
STEP 3:Toshioと学ぶ、「バニーホップ」完成までの全手順
フロントアップが安定してきたら、いよいよ2つの動きを繋げる練習です。 ここからは、同じくJykK JapanチームライダーのToshioが、練習方法の全てを解説してくれます。
彼の分かりやすい説明と、美しいお手本を、一連の流れで見てみましょう。
Toshioの動画のポイント
- 前へ、上へ: フロントアップで頂点に達したら、ハンドルを前に押し出すようにする。
- 足首のスナップ: 後輪は、**足首を使ってペダルを「しゃくり上げる」**イメージで引きつける。
- 膝を胸に: 空中で、膝を胸に引きつけることで、より高く、安定したジャンプになります。
まとめ:焦らず、楽しむことが、一番の近道
- まずは「フロントアップ」を完璧にマスターする。
- 次に「後輪を引きつける」感覚を覚える。
- 最後に、2つの動きを滑らかに繋げる。
バニーホップは、一朝一夕で身につくトリックではありません。
でも、今日練習したことは、絶対に裏切りません。毎日15分でもバイクに触れる。昨日より1cmでも高く飛ぼうと意識する。その積み重ねが、ある日突然、あなたをネクストレベルへと引き上げてくれます。
DaichiとToshioという最高の先生が、動画の中でいつでもあなたを待っています。
焦らず、自分のペースで、この最初の壁を乗り越える過程そのものを、楽しんでください!
そして、もしあなたが「もっと乗りやすいバイクなら、もっと高く飛べるかも」と感じ始めたなら、いつでも私たちにご相談くださいね。
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