初心者、今だから知りたいBMXに必要なメンテナンス工具を紹介!!

BMXのメンテナンス。

BMXを所有するうえで、メンテナンスというのは非常に大切です。

機械関係が苦手だから専門ショップにまかせたいという人もいれば

工賃も掛かるし自分でやった方が楽しいって方もいるでしょう。

メンテナンスも楽しみながら少しずつセッティングを変えて

自分にとってベストなBMXを見つけてライディングできるよう

今回はBMXのメンテナンスに必要な工具と知っておきたい知識を簡単に説明いたします。

BMXをメンテナンスする準備!!

まず始めにメンテナンスを行うのに必要な工具を揃えましょう。

メンテナンス工具について項目をいくつか上げて簡単に説明して行きます。

また、工具のお値段はピンキリです、こちらもお勧めの価格帯などをお伝えしていきます。

 

1.六角レンチ(ヘックスレンチ・アーレンキー)

BMXで使用されているほとんどボルトは、六角穴付きボルトという種類です、メイン工具と言って良いでしょう。

このボルトを締めたり緩めたりする工具が六角レンチです。(ヘックスレンチ・アーレンキーと呼び方があります)

レンチには種類とサイズがあります、種類はインチとミリがありBMXではミリを使っている事が主です、

サイズは 1.5/2/2.5/3/4/5/6/8/10mmがあると良いでしょう。

椅子の高さやハンドルの角度、ブレーキレバーの位置、その他の調整に使います。

値段は100円ショップにある物から1万円を超える物もあります。

個人的には自転車屋さんもしくはホームセンターにて3000円前後のセット物から使ってみると良いかと思います。

 

2.コンビネーションレンチ

車輪を外したり、Uブレーキの調整、その他

コンビネーションレンチにはサイズがあります、BMXで準備しておくと良いのは8mm10mm13mm17mmです。

実際BMXで多く使うのは10mmと17mmですがセットで安い物があるので8mm〜22mmなど準備しとくと便利です。

写真右側に当たるボルト&ナットをぐるりと掴む側を使うと力が均等に加わり硬く止まったネジ類を回しやすいです。

こちらはホームセンターにて1500円〜3000円程度のセットから使ってみると良いかと思います。

 

3.ソケットレンチ(ボックスレンチ)

ペグ付きの車輪を外したり、その他

コンビネーションレンチと用途は同じですがよりメンテナンス性が高い工具です。

こちらもサイズがあります、BMXで多く使うのは8mm〜22mmがあると安心です。

写真中央にあるエクステンションと言うパーツがペグの取り外し、ペグ付きのBMXメンテナンスでは必要です。

ペグについてはこちらの記事に簡単な説明とペグを使ったライディング動画ありhttps://jykkjapan.com/news/1811

価格はセットですと3000円〜5000円の物で初めてみましょう、単体売りで揃えていくのも楽しいです。

 

4.ペダルレンチ

ペダル専用レンチです、サイズは15mmで形状が薄くできているのが特徴です。

ペダルによっては六角レンチやコンビネーションレンチでも使用できるペダルもあります。

価格は1000円〜3000円

 

5.タイヤレバー

その名の通りタイヤをホィールから外す工具です、大体が2〜3本のセットになってます。

パンクの補修やチューブ交換では必ず必要です、2〜3本をうまく使ってタイヤ剥がすように使います。

価格は500円〜1000円程度です。写真のタイヤレバーは小さくて丈夫でお勧めです。

ご購入は写真をクリックして下さい。

 

6.空気入れ

空気入れの種類は大きく分けて3種類、「英式」「仏式」「米式」の3種類があります。

一般的なママチャリは英式、ロードバイクやスポーツ自転車などの多くは仏式、

BMXに使われているバルブは米式バルブが主です

BMX用では米式バルブ用ですので間違えないようにして下さい。

価格は3000円前後から始めるのが良いでしょう。

良く使われる空気入れの形状です、空気圧のメーターが付いていると非常に便利です。

 

豆知識!!

★高額なレンチは壊れない!?…違います!絶妙な所で壊れます、回すボルトを壊さず回す、

壊れそうになった時にレンチが壊れると言う感じです。

★米式バルブはオートバイや車と同じバルブになりますのでガソリンスタンドでも空気入れが可能です!!

入れすぎに注意!!

空気入れについて!!こんな経験無いですか?「あれっ空気が抜けてる?この前は大丈夫だったのに!!」

自転車の空気ってしっかり入れていても長い月日が立つにつれてゆっくりと空気が抜けているんです、

これをスローパンクと言います。なぜこの現象が起こるのか?問題点は空気を入れるバルブにあります、

バルブの構造上100%空気の抜けを防ぐ事は難しいからです。

このスローパンクは空気を入れてあげればまた数日間は普通に乗る事ができます、パンクとついていますが

少し空気が抜けただけ..って言うことになりますね。

 

7.あると便利

パーツクリーナー(油汚れ落しに使います)  潤滑油   ウエス(汚れ拭きタオル)写真は紙製ウェス

どうでしだでしょうか?簡単ではありましたが色々な工具がある事がわかったと思います。

しかし今回紹介したのは最低限必要な工具です、まずは自分でできるメンテナンスを楽しんでみて下さい。

 

次回、ステップアップBMXメンテナンス工具!!

次回は一歩進んだBMX専用メンテナンス工具のお話ををせて頂きます。

ハンドルバーのカットやチェーン交換、ホイール交換、ベアリング関係の抜き替え、その他を

紹介していきますのでご期待ください。