先月ニューヨークで開かれた「Don Of The Streets」のイベント映像。
1万ドルの優勝賞金は果たして誰が持ち帰るのか。
なだたるプロ達も世界中から参加しており、軽く200人は超えるであろう物凄い数のBMXライダーが集結。
ニューヨークの様々なストリートスポットを巡っていくわけだが、どれもこれもプロ級のサイズ。
さすがは「Don Of The Streets」というだけあり、勝てばトップオブストリートライダーズと呼ばれるに相応しいスポットばかり。
気軽に参加しようと思ってきたライダーは観客にならざるをえない状況。というか、これはもはやプロたちによるストリートのBMXショーであって、観にくるだけで価値があるからまったく乗れなくても問題ないのである。
クローズドの会場で入場料5000円くらいとってもいいものであるが、それがニューヨークの街中で平然とおこなわれているのである。いや、”平然と”は嘘か。
動画内 6:42~ あたりで地下鉄の出入口を飛び越えるようなギャップがあるスポットについた彼らだが、着地地点をさえぎるように車が駐車されていて、なかなかカッコいいスポットなのにこれは困った。
だが、ここは自由の国アメリカ。
ルールのなかに自由があるとはいえ、まぁ車を少し移動させるくらいいいじゃない。
サイドブレーキなどおかまいなし、その車をマンパワーで移動させたのである。
日本だったら大問題!だがもう一度、ここは自由の国アメリカである。
数百人が集まるのはもちろん、JAMでまわるスポットのサイズ感、そしてこのライディングの力強さと派手さは日本にはあまりないなぁと悔しくも、やっぱアメリカってすげぇな~なんて安心。
アメリカを真似る必要はないけど、BMXだけじゃなくて様々な分野で、もう少しダイナミックな考えと行動ができるようになったら日本ももう少しおもしろくなるのになぁ。
そう思わされた動画でした。
個人的なみどころは、序盤のハンドレールスポットでのFelix Prangenberg。ダブルペグで下からハンドレールを上がって飛び抜けでハードウェイの360テールウィップ!?そんなんストリートJAMでみせてくれるんすか!
もったいないなんて言ったら野暮だけど、ごちそうさまです。
まぁ、ご覧あれ!