独自の視点でライダーを解説&メダル獲得候補を予想してみた。『X GAMES CHIBA 2022 BMX STREET』

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来週末にひかえた『X GAMES CHIBA 2022』のBMX STREET出場者の簡単な解説と、金、銀、胴メダルの候補者を予想します。

実に歴史のある大会でして、X GAMESに招待されるということはその世界で実力を認められた上で、さらなる栄光を掴める、ライダーとしてこの上ない機会なのです。 X GAMESの詳細はコチラから

そんなX GAMESがついに来週末、千葉で、日本初の開催となります!

コロナ禍での開催ということもあり、静寂のなか、アクションスポーツファンの間ではひそかに騒がれています。

しかしワクワクしませんか!?あのX GAMESが日本初上陸デスヨ!BMX界のトップスター達が来日するというのに!!

もっと騒がれてもいいのになぁ、嵐の前の静けさって感じでしょうか。

出場者リストをみるかぎり、確実に嵐が吹き荒れますので、ふっ飛ばされない為にも参加する8人を知っておきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Courage Adams [NGR/ESP]

ナイジェリア出身、スペイン国籍でFlybikes所属の26歳。趣味はTikTok。

驚異的な身体能力、バランス感覚、スタミナを武器に、12歳から乗りはじめ、わずか16歳でプロの道へ。

繰り出すトリック数はかなり限定しているが、超人的なバランス感覚が可能にするリア、ノーズ両刀のマニュアルコンビネーションは見逃せない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Alex Donnachie[GBR]

スコットランド出身28歳。

5歳の頃からBMXに乗り始め、それからはBMX一筋の人生。人生の半分くらいはBMXの上?

20年以上の経験と繊細なバイクコントロールに加え、コンパクトさが売りの彼のシグネチャーフレームであるALVXが可能にするグラインドコンボ、そのゲームのような完璧さは何が起こったのか一瞬わからなくなるほど。

日本食が合わないという点から、良いコンディションを維持できるかどうかが鍵になってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Chad Kerley[USA]

米国カリフォルニア出身28歳。ウェッサイ代表、最近パパになりました。

割と背が低いが、BMXはそれに比べると多少大きいものに乗っている印象。が故に、回転系、バースピン、テールウィップなどは持ち前のスピードも相まってダイナミックに映える。

Courageと同じく、リア、ノーズ両刀のマニュアルコンビネーションを武器にしていることもあり、極限バランスお化け対決を制するのはどちらか、全世界が注目している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Lewis Mills[AUS]

オーストラリア出身23歳。童顔で陽気なキャラと、いっけん可愛らしいワンちゃんに思えるが、BMXにまたがれば獰猛な狼に変身。

オーストラリア仕込みのぶっ飛び具合とスピード、持ち前のスタイル、チャーミングな笑顔で開場を沸かせること間違いなし!10代~20代から特にいま人気の熱いライダーである。

手足の長さを活かした離し技を一度みれば、僕も私もあれやりたい!BMX乗りたい!になること間違いナシ。

お父さんお母さん、お子さんにBMX買う準備をしといてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Broc Raiford[USA]

カリフォルニア出身28歳。THE アメリカンマッスル。主食はバドワイザー。

バニーホップ大会を120cmオーバーでぶった切るなど、世界指折のホップ(跳躍)力によるド派手な360やテールウィップなど、マワル動きやマワス動きに注目したい。

どんでん返しの爆発力と機転を活かし、金メダル候補に一気に浮上する可能性のあるダークホースとして注目したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Matt Ray[USA]

米国マサチューセッツ出身27歳。

マサチューセッツ工科大学で製造された、正確無比で強力なトリックをくりだす冷酷なサイボーグ、というのは少し悪ふざけが過ぎるが、スーパープロライダーである一方、

一児のパパでもあり、幸せな家庭とプロライダーを両立する責任感の強いダディーである。

パークライダーにひけをとらないエアートリックや、いま何回まわった?まわした?なトリックに注目。

ライディング中、文字通りに一瞬も目を離せないライダー。

果たして家族に金メダルを持って帰れるのか。彼の家庭を応援するためにもシグネチャーパーツをチェック!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Garrett Reynolds[USA]

米国ニュージャージー出身31歳

今回も98%の確率でGarrettが金メダル獲ります、レベルの金メダル常習犯。

ストリートライダーで誰が1番やばいか?愚問でしょ。

一度できるようになったトリックを何度も何度も練習する執念と集中力、ぶっ飛んだアティチュードとストリートでの経験が彼のライディングを正確かつクレイジーなものにしている。

実はGarrettのハンドルにはトリックを発動するためのボタンが大量についていることをほとんどの人は知らない。当日は彼の手元に注目してみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Devon Smillie[USA]

米国カリフォルニア出身29歳

BMXはもちろん、スケボーもプロ級で、愛車のフェアレディでドリフトも出来ちゃうホイールコントロールの天才。

ジョーバイデンを車椅子に乗せれば、Devonがアメリカを支配するだろう。

乗ってる時も乗ってない時もつねに笑顔な心優しいカリフォルニアの青年というイメージ。

スケートボーディングから影響をうけたライディングスタイルが彼の特徴。他の出場者の誰ともスタイルが違い、ユニークな動きを求め続ける彼の姿勢、マインドがどう発揮されるかが見どころ。

Courageと同じくFlybikesの一員であり、最近Chase Hawkがチーム入りを果たしたこともあり、これからFlybikesへの注目が熱くなること間違いなし。彼のシグネチャーフレームをチェックしてみよう!

 

以上、みんな素晴らしい個性があって正直予想するのはかなり難しいですが、僕の感覚でこの8人の中からメダル候補を挙げるとしたら

銅メダル : Alex Donnachie

銀メダル : Courage Adams

金メダル : Garrett Reynolds

これが王道パターンで、

銅メダル : Devon Smillie

銀メダル : Garrett Reynolds

金メダル : Broc Raiford

クリエイティブさやどんでん返しを考えると起こりうるパターンかなって感じです。

全く予想できないのがBMX STREETの良さでもありますが、それぞれのキャラクターを比べてみて皆さんも予想してみると面白いと思いますので、ひとつの参考にでもしてもらえればと思います!

そしてどういう人かを知るとライディングがもっとカッコよく見えるものです!

チケットも当日まで買えるみたいですので、もし興味がある方は一生に一度あるかないかの機会をぜひ!