皆さま3連休はいかがお過ごしでしたか?
梅雨ど真ん中、雨で気分の上がらない連休だったのではないでしょうか。
そんな中、神奈川県にある湘南ではBMXが参戦してからは2回目のムラサキスポーツ主催エクストリームスポーツの祭典、湘南オープンが行われていました!!
当初は雨が降っており、会場の不安を煽る中、多くの人達が熱い戦いを待ち望んでいました。
そんな願いが届いたのか雨は落ち着き、スケートボード、サーフィンの大会が行われ、遂にBMXパークスタイルがスタート!
招待選手5人の内、JykK Japanからは去年優勝の勅使川原大地、そしてオリンピック2020への注目を高める中村輪夢が参戦!
その他、将来有望なキッズ達もプロに混ざって白熱したライディングを繰り広げていました。
今回は各セクションごとポイントが振り分けられたジャッジ方法。
その中で個人的に印象に残ったのは、招待ライダーの眞謝大輔選手!
高いエアーでのターンダウン(身体とBMXを折り畳むようなトリック)は貫禄のある一発でした。
勅使川原大地のスパインでの360バースピン、そして得意技とも言えるインディー!
予選で圧巻の技を見せた鵠沼スケートパークのローカルライダーでもあるダニエルのライディングを凌ぎ、勝ち抜いたのは上田崇人選手、
バンクtoバンクで迫力満点のノーハンドを見せたJykK BMXライダーの溝垣丈司、
ジャンプボックスで360テールウィップを決めたイチト選手!
そして決勝に駒を進めたのは、上田崇人選手!
彼は勅使川原大地、中村輪夢とは幼い頃から一緒に乗っていて切磋琢磨してきた仲なので嬉しさ半分、勝ってやろうという気持ちがライディングに垣間見えたような気がしました。
そんな彼の、ジャンプボックスを逆から飛び180でそのまま平地に着地!
これには会場も大盛り上がり。
そして決勝では上田崇人選手、比嘉勝太選手、大地、リムの4人が優勝をかけて戦い、それぞれ持てる全てを出し切りました。
特に比嘉勝太選手のカーブウォールでの180!
ストリートでもスタイル全開で乗りこなす彼のシンプルなトリックにはいつも惹かれます。
しかし、今回は各セクションで高難易度のトリックを決め高得点を得た中村輪夢が優勝!
印象的だったのは、バンクから飛び出してバースピンtoノーハンドで場外着地!!
普段中村輪夢が出場する大会では観られない一発!!
会場もかなりの大盛り上がりでした。
そして優勝賞金はなんと30万円!
しかし、賞金金額のボードの背景は昨年優勝の勅使河原大地。賞金半分は俺のだー!(大地)なんて冗談も交えつつお互いを讃え合い、湘南オープンの幕は閉じました。
Written by: Masakazu Yanaka
Photo: MURASAKI SHONAN OPEN OFFICIAL / Naoki Gaman