【保存版】秋のライディングシーズン、最初にやるべきBMXメンテナンス

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こんにちは!JykK Japanの渡邉です。

 

厳しい暑さも和らぎ、BMXに乗るのが一年で最も気持ちいい季節がやってきましたね! 高く澄んだ空の下、思う存分ライディングを楽しんでいることと思います。

 

ただ、その前に。 夏の間、一緒に頑張ってくれたあなたの愛車、少しお疲れではないですか?

 

本格的な秋のシーズンを、最高のコンディションで、そして安全に楽しむために。 今回は、誰でも簡単にできる「BMXの基本メンテナンス」を3つのステップでご紹介します。

 

なぜ「今」メンテナンスが必要なのか?

 

夏のライディングは、実はバイクにとって過酷な環境です。 真夏の高温、突然の夕立、土埃…。これらは、見えないところでパーツに少しずつダメージを蓄積させています。

 

シーズンオフになってから慌てて整備するのではなく、最高のシーズンが始まった「今」、愛車をリフレッシュしてあげること。 それが、トラブルを防ぎ、ライディングの質を向上させる、スマートなライダーの選択です。

 

STEP 1:基本のキ – タイヤの空気圧チェック

 

BMXメンテナンスの基本中の基本、それがタイヤの空気圧です。

 

空気が抜けたままだと、パンクのリスクが上がるだけでなく、走りが重くなり、トリックのきっかけも掴みにくくなります。 逆に、空気を入れすぎると、着地時の衝撃がダイレクトに伝わり、乗り心地が悪化します。

 

チェック方法: タイヤの側面には、必ず「推奨空気圧(〇〇 PSI)」が書かれています。空気圧ゲージ付きのフロアポンプを使って、その範囲内に調整しましょう。持っていない方は、この機会に一つ持っておくことを強くお勧めします。

 

STEP 2:安全の要 – チェーンの張り具合チェック

 

チェーンが緩みすぎていると、ライディング中にチェーンが外れ、大きな怪我に繋がる可能性があります。

 

チェック方法: クランクの付いているギア(スプロケット)と、後輪のギア(コグ)の中間あたりで、チェーンを指で上下に動かしてみてください。 この時の遊び(動く幅)が、1cm〜2cm程度であれば、おおよそ適正です。 それ以上ダルダルだったり、逆にパンパンに張っている場合は、後輪のホイールナットを少し緩めて、調整が必要です。

 

STEP 3:信頼の証 – 各部ボルトの増し締め

 

BMXは、ジャンプの着地などで、常に振動にさらされています。 それにより、気づかないうちに各部のボルトが少しずつ緩んでいることがあります。

 

特に、以下の4箇所は、乗る前に必ずチェックする習慣をつけましょう。

 

  1. ハンドルバーを固定しているボルト
  2. ステムを固定しているボルト
  3. 前後ホイールを固定しているナット
  4. ペダルの付け根

 

まとめ:愛車を知ることが、上達への近道

  • タイヤの空気圧
  • チェーンの張り
  • ボルトの増し締め

 

まずは、この3つをチェックするだけでも、あなたのBMXは本来の性能を取り戻し、ライディングはもっと楽しく、安全になります。

 

自分のバイクの構造を理解し、自分で整備できるようになること。 それもまた、BMXの大きな楽しみの一つであり、上達への最短ルートです。

 

最高のシーズンを、最高の愛車と、安全に楽しんでください!

 

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